コロナの遺伝物質量、症状の有無で大差なし 韓国研究

2020年08月07日13時52分

【ワシントンAFP=時事】新型コロナウイルスに感染した人の鼻、喉、肺にあるウイルスの遺伝物質の量は、症状がある人とない人の間であまり差がないことが分かったとする論文が、医学誌「JAMAインターナル?メディシン」電子版に6日発表された。(写真は資料写真)

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 韓国の順天郷大学校医学部の研究チームは、3月6日から26日にかけて、宗教団体での集団感染発生を受けて隔離されていた303人から採取した検体を分析した。
 調査対象者の年齢は22~36歳で、3分の2が女性。隔離開始の時点で193人に症状があり、110人は無症状だった。また、最初に無症状だった人のうち、全体の約30%に当たる89人はその後も全く症状が出なかった。
 無症状の患者と「発症前」の患者は混同されることがあるが、この分析結果は、感染者のうちどの程度の割合で全くの無症状患者がいるのかを理解する上で役立つ。
 調査対象者は全員、隔離8日目以降、一定の間隔で複数回検査を実施した。無症状の患者と症状のある患者が検査で陰性になるまでの期間の中央値は、前者が17日、後者が19.5日とあまり差がないことが明らかになった。
 この結果から、研究チームは無症状感染を報告することは「生物学的に妥当」だとしている。
 この研究は、無症状の感染者が新型コロナウイルスを拡散させ得るという説を補強する重要な知見を示している。もっとも研究チームは、この研究はウイルスの遺伝物質の量のみに着目したもので、これがウイルスの感染拡大に直接つながるかどうかは調べていないとしている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

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